考古堂書店
 
[ 会社概要 ] [ サイトマップ ] [ お問い合わせ]

 

ホーム詳細

クイックサーチ:・・



 

  こころに寄り添う災害支援  

定価:\3,740(本体 \3,400)

 

著者 日本臨床心理士会(監)
出版社 金剛出版
判型 A5
頁数 291
出版年月 2017/6
ISBN 9784772415507

概要 『阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災、熊本地震とこの20年余りの間、全国組織としての日本臨床心理士会は、組織としてシステマティックに取り組むことを課題としてその時々の活動に努力してきた。その経緯の中で必要と思われた基本姿勢、知識、技術、また必要な知見を集約したのが本書である。本書がトラウマを抱えた個々の人に寄り添うという姿勢に至る前提として役立つことを願っている』(本書序文より/村瀬嘉代子)



災害時における“心理的支援”とは何をすることか。本書には、さまざまな観点から、災害・トラウマというものへのアプローチに関する知見が、アセスメントの視点を含めて述べられている。
9784772415507
目次 第1部 東日本大震災−発災の時に
 第1章 サイコロジカル・ファーストエイド
 第2章 発災の時に:岩手
 第3章 発災の時に:宮城
 第4章 発災の時に:福島
 第5章 発災初期の活動と地域アセスメントについて

第2部 支援の組織化
 第1章 緊急時の支援システム
 第2章 支援活動とその課題−東日本大震災心理支援センターの初期の活動から
 第3章 支援の形としてのカフェ活動の意味と課題−その運営と継続を可能にするもの

第3部 こころに寄り添う災害支援−心理職に求められるもの
 第1章 心理社会的支援
 第2章 子どもたちへの支援
 第3章 遺族への支援
 第4章 被災地にみられるストレス反応の診断と理解
 第5章 被災地の学校でのスクールカウンセラーの課題
 第6章 組織による支援活動における支援者支援
 第7章 調査の倫理

第4部 さまざまな支援の考え方と技術
 第1章 心的外傷のアセスメント
 第2章 からだへの働きかけ−臨床動作法、リラクセーション
 第3章 地域支援
 第4章 こころのケアセンターの意義と課題−福島での活動から

第5部 想定される日本の災害に向けて
 第1章 災害におけるレジリエンス−個人、家族、コミュニティのレジリアンス
 第2章 災害時の基本課題とその実施
 第3章 組織の取り組みの実際
 第4章 連携について
 第5章 熊本地震災害への対応
     
買い物篭の中身


〒951-8063 新潟市中央区古町通4番町563番地
TEL:025-229-4050 FAX:025-224-8654