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  心不全と骨格筋機能障害:循環生理の要点と運動療法の盲点  

定価:\5,280(本体 \4,800)

 

著者 沖田孝一(著)
出版社 文光堂
判型 B5
頁数 243
出版年月 2018/7
ISBN 9784830645693

概要 心不全への理解を深めるための骨格筋障害の知識・考え方をレクチャー!
超高齢社会を背景に心不全患者も増加している今日、診療報酬の改定も追い風となり、心不全の予防・治療そして予後改善のための運動療法が盛んに行われている。なぜ、心不全に運動なのか?心不全の理解を深めるための骨格筋障害の知識・考え方を解説。読者の理解を助ける多くのイラストと簡潔明瞭な解説により、これまで難解とされてきた心不全と運動器の関係がよく理解できる。心不全・慢性疾患の診療・リハビリテーションに従事する医療者が「心不全は心臓だけの病気ではない」ことを理解するための最良の1冊。
9784830645693
目次 序章

第1章 心不全における骨格筋障害

 1. 運動耐容能規定因子:limiting factors for exercise capacity
 2. 骨格筋はどのように酸素摂取量に影響するのか?
 3. 心不全における運動耐容能規定因子
 4. 運動限界における酸素輸送限界説と骨格筋利用限界説:微小循環の問題−debates continue
 5. 心不全における骨格筋障害
 6. 骨格筋障害の成因
 7. 骨格筋障害への対策
 8. HFpEFにおける運動耐容能低下と骨格筋障害

第2章 骨格筋という高次機能臓器(master regulator for health)−運動器でありながら内分泌機能を有する巨大な臓器
 1. 運動疫学から骨格筋疫学へ
 2. 健康を支える内分泌臓器としての骨格筋
 3. サルコペニア、フレイル、ロコモティブ・シンドローム

第3章 運動を支える循環系のしくみ−心臓から毛細血管まで
 循環生理の要点

第4章 運動療法の実際
 1. 心疾患における運動トレーニング様式−運動強度・運動時間・運動様式
 2. 心疾患に対する運動療法・リハビリテーションの実際
 3. 心臓リハ・運動療法の実際(民間病院での実地例)
 4. 高齢者向け運動プログラム
 5. 多様な運動療法・運動療法実地の工夫

第5章 心肺運動負荷試験・運動機能評価法・運動効果モニタリング
 1. 心肺運動負荷試験の要点
 2. リハビリテーション現場におけるさまざまな指標
 3. 運動療法・心臓リハビリテーションの効果と科学的モニタリング

第6章 栄養管理・食事療法−カヘキシーへの対策と課題
 1. 心不全における栄養障害と悪液質
 2. 栄養評価
 3. 心不全における栄養不良例への介入方法
 4. 肥満パラドクス
 5. 肥満を改善する食事療法について

終章
 ヒトにおける運動療法・心臓リハビリテーションの意義
     
買い物篭の中身


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