考古堂出版:　　詩集残照のかがやき　　

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　　詩集残照のかがやき　　

定価：\2,200(本体 \2,000)

概要		七十路も半ばを迎えた詩人・黒羽由紀子は「歳を重ねて生きることは、老いや病の苦しみから眼をそむけないで、事実をありのままに受け入れていくこと」として、「それが、今を生きる強さとなり、さらにその生を味わい楽しむゆとりになる」と悟り、それが詩作を書き進めていくうちに確信となったと述べている。高齢化時代を迎えて、誰にも訪れる老いに向き合い、その美しくも哀しい最後のかがやきを20編の詩に託して、老いのさまざまな姿を万感の想いをこめて詠う。

目次		呆ける沢水にうつろうかげは点る母藍から藍に身をはちすの花に老いで飾って春やがて風の老婆陽炎のなごり婆たちが集う身を芽ぶかせ老爺の願いほうほうと鳴いて幻を残していつしかつゆ草に一木一草を遍路する残照せせらぎにゆだねて老いの風情遊行の果て


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