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  新作能「国上(くがみ)」の世界 良寛慈愛の手まり 

定価:\1,320(本体 \1,200)

 

著者 著:齋藤達也
出版社 考古堂書店
判型 四六
頁数 86
出版年月 2014/12
ISBN 9784874998250

概要 良寛さんが、共に手まりつきに興じていた里の子どもらのなかにいた、幸うすい少女の悲しい物語が、初めて能になった。
信濃川の氾濫、飢饉など厳しい現実が日常の当時、貧しい家族を支えるため年季奉公の名のもとに上州木崎の宿の飯盛り女として売られていった少女が、苛酷な仕事の末に若くして命を落としてゆく。その形見の手まりを、旅の僧(ワキ)が良寛禅師に回向してもらうため国上の里にやって来るところからこの物語は展開する。
その少女の形見の手まりに縫い取られた紅いうさぎは、人を救おうとわが身を捧げた「月のうさぎ」の昔話によるものだと、良寛遺作の詩に合わせてシテの女(実は観世音菩薩)が、ひとさし舞う・・・。
そんな展開の新作能をよりよく理解するために、原文と現代文とを対比して分かりやすくまとめた能の鑑賞の手引きであると同時に、名もなき少女たちにささげる感動の物語である。

全国良寛会新潟大会の記念公演として、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)特設能舞台にて、平成27年6月13日 本邦初公演の
新作能「国上」の鑑賞のテキストとして、新しい能文学の誕生として、必見の書である。
目次 新作能「国上」の世界への招待
「国上」のあらすじ
関連地図/装束附け
能面と作り物
新作能「国上」原文・現代文の対比
創作記念エッセイ「世阿弥『金島書』の旅
初演紹介など
     
買い物篭の中身
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