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[良寛ニュース]・・・・・・2014.10.31

★平成26年度[第37回]全国良寛会出雲崎大会
−潮風薫る生誕の地で、盛会裡に開催

6月7日、出雲崎町民体育館で開催の総会には全国から400名を超える会員が出席、その後の講演会などは一般に公開して800名余の盛会になり、年1回の良寛ファンのお祭りの大会は賑わいました。

1.総会 小林出雲崎町長の来賓祝辞、泉田新潟県知事の祝電が披露
2.竹村牧男氏(東洋大学学長・仏教学者)
演題「良寛さまの禅の世界−『法華讃』のこころ」
3.歓迎アトラクション
新潟県立東高等学校書道部・書道パフォーマンス
4.交流懇親会

翌8日は、町内史跡めぐりを楽しみました。

記念講演 竹村牧男・東洋大学学長


歓迎アトラクション:新潟県立東高等学校書道部の書道パフォーマンス。新井満作曲「秋萩の花咲く頃」(「蓮の露」より)の音楽にあわせて一気に揮毫。


★平成27年度[第38回]全国良寛会新潟大会
−新作能「国上」−良寛慈愛の手まり 初公開

来年平成27年度の総会は、本部のある新潟市の新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)コンサートホールにて、パイプオルガンによる歓迎演奏とともに開会になります。 ぜひ、本邦初公開となります、良寛さんをテーマの本格的な新作能をお楽しみください。


■主催:全国良寛会
■主管:全国良寛会新潟大会実行委員会
■平成27年6月13日(土)
■総会会場:新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)


■日程:平成27年6月13日(土)[予定]
11:30受付開始
[参加費 2,000円(昼食・総会資料・新作能の鑑賞とも)]
12:45パイプオルガンによる歓迎演奏
13:00開会 総会[会務報告および総会議案審議]
14:05記念講演会
新作能「国上」−良寛慈愛の手まり 解説と上演
18:00交流懇親会[ホテルオークラ新潟 参加費7,000円]
※新潟の地酒と食をご堪能ください。
■見学会:平成27年6月14日(日)[予定・参加費別途]
08:30ホテルオークラ新潟前出発
・重要文化財・旧笹川家住宅
・良寛の法友・有願禅師をたずねて 新飯田商工会館(作品解説鑑賞会)
・雪梁舎美術館 特別展「良寛と安田靫彦の書」(作品解説鑑賞会)
・新潟ふるさと村(昼食・観光物産)
・新潟駅(15:00)
その後、ホテルオークラ新潟(15:10)または新潟空港へ(15:30)

総会ならびに新作能 上演会場
りゅーとぴあコンサートホール


新作能「国上」に使用の良寛慈愛の手まり
紅い月のうさぎの刺繍が鮮やか


★良寛記念館・秋の企画展:「良寛の書の世界」展
−平成26年12月28日まで 好評開催中

良寛さんは、懐素の「自叙帖」や「秋萩帖」など、中国や日本の書の名品を 学び、晩年には良寛調といわれる瓢逸な書風の領域に達しました。その形成 過程を良寛の書で展示いたします。
会期中の先日10月11日には、「良寛の書の形成について」と題する小島正芳 先生の講演会が休憩所「心月輪」で開催され、好評でした。


良寛記念館 展示室


★『漱石と良寛』の著者・安田未知夫氏、逝去

安田未知夫氏は、本名・安田道義氏で佐渡高校から東大法学部を卒業され、住友金属工業株式会社に入社され新潟営業所長を勤められました。一方、ライフワークとして、夏目漱石の研究に没頭され、『漱石と越後・良寛』(新潟日報事業社・絶版)、『漱石と良寛』(考古堂書店)などを上梓され注目をあびておりましたが、平成26年10月18日、脳梗塞にて急逝されました。
漱石が良寛の書と詩や生き方に魅せられて晩年、「則天去私」の境地に至ったことを鮮烈に描いた下記の著書を遺されました。


■『漱石と良寛』
著:安田未知夫
四六判 229頁 定価 1,800円(本体)+税
発行:考古堂書店


安田未知夫 著
『漱石と良寛』




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